芝浦機械(株)

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脱炭素へ向けダウンサイジング化し、生産性は割超向上


電動型締ダイカストマシン1100㌧、1300㌧

1,100トンダイカストマシン

1,300トンダイカストマシン

芝浦機械の高生産・低環境負荷型ダイカストマシン1100㌧と1300㌧の「DC1100R-E/1300R-E」が日刊工業新聞社主催の第51回機械工業デザイン賞IDEAにおいて審査委員会特別賞を受賞した。外観、機能、性能、安全、色彩など様々な要素を総合判断し評価された。


同マシンは生産性で従来比3割超の向上を実現。電動サーボモータ駆動のトグル機構採用により型開閉時間を短縮し、電動型締と油圧アクチュエータの同時動作によりサイクルタイム短縮を可能とした。油圧型締に比べ、高応答、精密な位置制御による安定した動作を実現したほか電動型締機構採用でサイクルタイム短縮、使用電力量削減により製品1個当たりCO₂排出量は12割削減が見込める。


さらに型締を電動化することで作動油量を削減できるためフレーム内タンクを極小化し、また油圧用モータレイアウト見直すことで省スペース化を実現。1100㌧は800㌧級スペースに、1300㌧は1250㌧のスペースに設置できる。

 

新型コントローラTOSCAST-99919インチモニタを採用し、異なる画面を上下同時に表示でき、オプションとして生産管理ソフトdPAQETは離れた事務所から複数台の監視ができ、またセンシング冷却仕様は製品品質の安定化へ向け、給水側2口に電磁弁、排水側に流量計を備え、金型の温度制御が可能。