ダイカスト新聞社は3年ぶりに「ダイカスト工場便覧2025年度版」(販売価格1万1千円(税込))を8月に発刊します。これにともない2月から購入予約と広告募集を開始します。1962年の初版から数えて63年目、29回目の発行となります。
コロナ禍を通して各企業の設備投資も以前とは異なり、カーボンニュートラルそして人材不足対応が急務となってきています。3年ぶりの発行となる2025年度版工場便覧でもこの3年間の変化を収録した構成としていきます。
収録企業はダイカスト専業メーカーを主に自動車・部品、電機等のダイカスト内製メーカー、金型メーカー、マシンメーカー、一部の資材・装置メーカー。加えて全国の都道府県ダイカスト事業所所在地、電話番号を巻末に掲載。
お申し込みはメール office@tkdcnews.com。
同便覧は非常に膨大な設備を抱えるダイカスト業界企業の事細かな設備概要を収め、他産業には存在しない「精緻な工場概要」として長年好評を博しています。同便覧の編集においては、各社にアンケート資料を郵送し、期限内に返送(郵送・メール)してもらっておりますが、自発的な回答率は8割近くに上ります。通常、各種アンケートの回答率は2~3割といわれるなかで、同便覧は事細かな設備の変更や年度計画を記述するにも関わらず、毎回高い回答率を誇ります。
同便覧のアンケート回答について、ダイカストメーカーの経営者諸氏も「生産体制を2、3年に一回振り返るきっかけ」、「(ユーザーに対し)自社の体制を知らせる場」と捉えている声が聞かれます。いわば同便覧はダイカスト業界企業が全員参加で作った書物といえます。
【収録内容】
▽本社及び工場所在地▽代表者▽資本金▽決算期▽沿革▽工場敷地面積・建屋面積▽ダイカストマシンの保有台数(型締力別、メーカー別)▽製品種目(自動車部品、産業機器部品、電気・電子部品、建築金物など)▽納入先▽月産量(アルミ、亜鉛、マグネ)▽月産額▽金型工作設備▽仕上加工設備▽溶解設備▽資材仕入先▽取引銀行▽役員▽従業員数▽25年度の生産設備計画▽HP及びEメールアドレス▽ISO取得状況▽25年度人材募集予定。