2024ダイカスト展示会注目のブース

ダイナモ/日本精機


金型製作に革新!

大型金属積層造形機「LPM450」

自由度高い形設計が可能

ダイナモ、日本精機のグループはソディック社と共同開発した大型金属積層造形機「LPM450」(対応サイズ450×450×450㍉)と大型3Dプリンタ入子サンプル(HTC45粉末材使用)を展示し、金型の根底を覆し業界に革新をもたらす事業を紹介する。このほか金型内部冷却穴スケール洗浄液(N-SR004)と専用装置、ダイナモオリジナルコーティングも披露する予定。

弊社グループは2021年8月から AM(Additive Manufacturing=付加製造法)事業を立ち上げ、GE社のM2機(3Dプリンター)を2台導入し、業界初SKD61粉末材での3D積層金型部品の製作を実現した。他社との違いは社内一貫製作(設計~造形~熱処理~仕上げ加工~品質保証)と、従来のマルエージング鋼での3D部品での問題点を解消したことで、ユーザーでの使用実績もある。製作対応サイズは今まで手のひらサイズが主流だったが、□240サイズも実績多数。

既存技術とAMの融合は既成概念から想像もできなかった形状、諦めていた機構も実現でき、従来にない自由度の高い金型設計が可能になる。自由水管・ラティス構造のみならず複数部品構成の部品を一体造形化するなどコスト・機能面の改善にとどまらない。弊社グループは限界を超えた自由な発想でダイカスト業界に発信していく。