2022ダイカスト展示会注目のブース

芝浦機械


新3Sコンセプト(Save Energy 、Save Cycle Time、 Save Maintenance)

高生産・低環境負荷型ダイカストマシン

芝浦機械は「ダイカスト工場におけるカーボンニュートラルへの取組み」をテーマとしてダイカストマシンシステムを出展する。

 「環境負荷低減、生産性向上に貢献するダイカスト生産システムの提案」のコンセプトコーナーでは「Save Energy」「 Save Cycle Time 」「Save Maintenance」の「新3S」を実現する電動型締機構と新型ダイカストマシントータル制御システム「TOSCAST-999」を搭載したDC400R2-EM型ダイカストマシンを紹介する。

 DC400R2-EM機は、電動型締機構を標準搭載し、従来モデルに対し型締力をアップ(350t→400t)、大型タッチパネルの採用により視認性、操作性が向上した新制御装置TOSCAST-999の搭載などが特長の最新ダイカストマシンである。また、生産監視システムdPAQET2の導入による、数値を安定して維持できる付帯設備、監視装置・サービスを提案する。

 更なる環境対応に向けた取り組み

 「中子・押出の電動ハイブリッド化機構によるサイクル短縮」や「ACC充填に必要な作動油量削減効果による電力量削減」を実演、プレゼンテーションおよびCGにて紹介する。

 「自動車のEV化、軽量化に必要な薄肉部品鋳造技術の紹介」のコンセプトコーナーでは、製品末端部までのメタル圧を安定化する技術による製品品質向上やダウンサイジングを目指したシステムをプレゼンテーションおよびCGにて紹介する。共同出展企業として、グループの芝浦機械エンジニアリングによるレトロフィット、予防保全サービスの紹介。

 また、ファンクショナル・フルイッドによるダイカストの内部品質の要である金型の性能を最大限に発揮するため、金型冷却温度安定化に貢献する最新小型二次冷却システムを紹介する。